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ビットコインテクノロジーを様々なアプリケーションに

2014/11/18

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FactomがHPにwhitepaperを公開した。

 

 Factomはブロックチェインのセキュリティ技術を様々な分野に享受してもらえるよう、ビットコインのセキュアなブロックチェインを基にして、その上に自由なアプリケーションを作れるシステムを構築している。

 

Factomチームが期待している一つの分野に文書の記録がある。

 

 これまで多くの企業が事業の過程で書かれてきた文書を管理したり適切なものかどうかを確かめたりするのに大きなコストを割いている。

 

これはコストの無駄であるし、非効率である。

 

さらには過去に遡って確認するため偽装などのリスクも生じてくる。

 

 ビットコインのブロックチェインは取引を記録する元帳を公開し、分散化して任意の参加者が検証できるようにすることで、中央管理型の信用システムに依存しないシステムを生み出した。

 

 Factomはこれをビジネス文書の記録・後日確認にも応用するようなアプリケーションなどの需要を満たすべく、システムを構築した。

 

  whitepaperによると現在のビットコインの構造にはアプリケーションの分野を広げていくにはいくつかの制約がある。

 

一つ目は、取引の認証にかかる時間である。

 

 ビットコインでは各ブロックの時間が約10分になるようにマイニングの難易度を定期的に調整している。

 

二つ目は、コストである。

 

ビットコインでは取引コストは約0.0001BTCであり、日本円にすると約4円ほどである。

 

この取引コストは取引額とは独立したもので定額ある。

 

その一方でビットコインの価格が上がると、実質コストも上昇する事になる。

 

 膨大な量の取引をするアプリケーションにとってはこのコストが制約になりうるだろうと考えているようである。

 

最後は、ビットコインのブロックチェインのスケーラビリティの問題である。

 

 一ブロックあたりのデータサイズには上限が設けられており、今後ビットコインが日常の様々な場面で使われたり、アプリケーションの種類を増やしていったりする際には制約となる。

 

 このスケーラビリティに関してはBitcoin FoundationのGavin Andresenも最懸念事項としてあげており、ビットコインコミュニティでも問題視され日々解決策が模索されているため、筆者はこの一年の間に改善が見られるのではないかと期待している。

 

Factomはこの3つの制約を取り除くことで多くの事業分野が新しい技術を用いれるようにした。

 

 

 

 

上の図は大まかなシステムの流れを表している。

 

一番右のBitcoin blockchainの部分以外はFactomのプラットフォームで行われる。

 

 各アプリケーション毎にデータをハッシュ化してEntry Blockを作る。そのヘッダーを集めてDirectory Blockを作り、それをビットコインのブロックチェインに記録する。

 

 Factomプラットフォーム内で認証時間の問題、コストの問題を解決し、スケーラビリティに関しては最終的にビットコインのブロックチェインに取引として記録するものは圧縮されているので、ブロックに負担をかけない。

 

 まだまだ詳細に関してはわからない部分が多々あるが、今後注目していくべき一つのプロジェクトとなるだろう。