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ビットコインが広がるまでの5フェーズ

2014/12/25

 

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 Forbesに「The 5 Phases of Bitcoin Adoption」というビットコインが広がっていく過程を5つに分類して分析予測している記事があったので紹介しよう。

 

 Bitcoin Investment Trustの創業者Barry Silbertによって5つに分類されており、彼はビットコインの始まりの2009年から現在までは始まりに過ぎず、アイデアや規約、開発がシリコンバレーで進められ、ウォール街がそれらを導入し始める頃が大きなターニングポイントだと考えている。

 

以下がSilbert氏の考える5つの分類である。

 

1. 実験期(2009~2010)

オープンソースなことによりハッカー達の間で交換媒体としてのビットコインが実験的に遊ばれていた。

 

2. 早期浸透期(2011~2013)

新しい技術を用いたビットコインに投資家や起業家が興味を持ち、投資対象として資金が入ったり、潜在的な市場としてビットコイン関連企業が設立されたりした。

 

3. ベンチャーキャピタル期(2014~現在)

将来的な可能性を感じてか、ベンチャーキャピタルがビットコイン企業に投資を始めた。

規模としては2013年には9000万ドル、2014年には3億ドルと急激に上昇している。比較として1995年のIT企業への投資規模は2.5億ドルであった。

 

4. ウォール街期(2015?)

機関投資家、銀行、証券会社がビットコインでのビジネスも導入し始める。

それによりビットコイン価格などの指標は重要な参考指標として他の金融商品などに影響を与える。

 

5. 日常への浸透期(?)

この段階に至るには、ビットコインでの取引がより簡単になり、詳しいことを知る必要は無くならなければいけない。

また取引量が格段に増えて小売業が導入するメリットがあるようにならなければならない。

 

 

筆者は、4. ウォール街期に関しては異なるイメージを抱いている。

 

 銀行や証券会社がビットコインを価格情報提供を超える形で導入するには、既存の事業プロセスや価値判断、ビジネスモデルでは相容れないと思われる。

 

 ではビットコインに適応できるように変化するかというとそれはかなり困難であろうし、そのようなリスクは取らない気がする。

 

 ウォール街は既存システムに適合しやすいRippleシステムを導入するという方がありうるシナリオだと思われる。

 

ビットコインベースな金融はむしろシリコンバレーで形成されていくのではないだろうか。

 

 そのためアメリカ東西で既存の金融(+改善)業界とビットコインベースの新たな金融業界が形成されていくと思われる。

 

 その際にそれぞれが異なるニーズを満たすサービスを提供する業界として棲み分けるのか、レッドオーシャンと化すのか、そこに関してこれからどうなっていくのか注目したい。

 

 前者の良い形となるには、昨今の「既存金融概念をビットコインで実現できるようになりました」のビジネスモデルから一歩踏み出る必要がある。