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オランダのスタートアップが始める、アムステルダムのビットコインシティ化計画

2015/02/12

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  欧米を中心として、ビットコインを従来のような投機の手段としてではなく、一般的な通貨と同じように現実で使えるものにしようとするトレンドがあります。

この流れの中、オランダでは店頭でのビットコイン支払いをより普及させようとする試みがなされています。

 
ビットコイン先進国オランダ 活発さとトップ争い

 

  決済処理サービス最大手のBitPay社が、オランダのスタートアップであるBitStraat社とタッグを組み、オランダ・アムステルダムを「ビットコイン利用における世界の首都」にすることを目的に”Amsterdam Bitcoin City”というプロジェクトをローンチしました。

 

  Barendregt氏は、アムステルダムをプロジェクトの対象都市にすることは理に適っていると述べています。

 

  「アムステルダムは歴史的にテクノロジーに対して非常に意欲が高く、新しいものにオープンで、考え方も進歩的です。中央主権的なコントロールの無い自由な仮想通貨は、この地にピッタリです」

 

 彼の言うとおり、オランダは欧州の中で最もビットコイン利用が活発な国です。しかし、活発であるが故に、国内に競合となる都市・街があります。

 

 一つは、アルンヘム。同市の”Bitcoin city”は、2014年5月のローンチでビットコイン決済を受け入れている商店を15件受け付けて以来、2014年12月時点で36件の参加者を得ています。

 

  もう一つは、ハーグのプロジェクト” Bitcoin Boulevard”。こちらは一本の運河沿いで行われたもので、ビットコイン決済を受け入れている10件の商店で構成されています。

 

 これに対し、今回の”Amsterdam Bitcoin City”は、これまでにビットコインコミュニティ”Bitcoin Embassy Amsterdam”の会場として使われたカフェ「Hofje van Wijs」や、毎月行われる会合”Bitcoin Wednesday Amsterdam”が開催されるイベントスペース「Pakhuis de Zwijger」など、18件の申し込みを受け付けています。

 

プロジェクト施策
 

  BitStraat社とBitPay社両社は、店頭に簡単に設置できる“Amsterdam Bitcoin City”専用のビットコイン決済POSターミナルを開発しました。そして、設置・支払いプランを含めすべて無償で先着100店舗に提供することを発表しました。

 

  このプランで利用できる月次売上の上限は €900。それ以上の利用には、毎月€10の支払いオプションを選択するか、ターミナルを€120で買い取るという選択肢が用意されています。

 

終わりに

  ビットコイン利用の先進国であるオランダ。そこでは各都市を拠点としたビットコインプロジェクトが動いており、その先進性を競い合っています。

 

  これは現在の日常におけるビットコインの用途を広げようとするビットコインコミュニティのトレンドを反映した動きであり、欧米では既にビットコインが投機手段ではなくなりつつある様子が伺えます。ビットコインは、着々と日常・現実への進出を続けているのです。