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ビットコインは、教育について我々に再考を促す

2015/05/01

bitcoin

 

 1990年代では先進国においてインターネットが爆発的に普及し大きく世の中を変え、続く2000年代にはFacebookやTwitter、YouTubeといったインターネットを活用したさまざまなサービスが世の中に変化をもたらしました。

 

 そして、2010年代に世の中を変えるのではないかと考えられているものの一つが、仮想通貨とそれを支える技術「ブロックチェーン」。

 

 世界中の投資家たちがこぞってビットコイン関連ビジネスにお金を注ぎ込んでおり、テクノロジー業界の人々は1990年代中頃のインターネットと同様の変革の可能性をビットコインが持っていると考えています。

 

 ビットコインは、分散分権型のオープンソースネットワークであり、全てのビットコイン取引の電子台帳を提供しています。

 

 プロトコルであり通貨でもあるビットコインの最大の利点は、ビットコイン取引はすべてブロックチェーンに記録される部分にあります。

ブロックチェーンは世界中の複数の「ノード」に常駐しており、台帳は広く分散され、完全に分権型になっています。

 

 このシステムは、先進の暗号化技術を用い、詐取を防ぎ、常に所有権の正当性を確認しているため、集中型のような管理機関を不要としています。

 

 その結果、ビットコインシステムは世界のどこにいても、人々や各機関が互いと取引を行うことを可能にしています。

 

ビットコインと教育の関係
 

 何世紀もの間、銀行が金融取引の一般的な仲介業者であるように、大学や学校が知識と学問を独占していました。

インターネットは、広範囲かつ無料での学習コンテンツの配布を通じ、教育における独占に変革をもたらし始めました。

 

 今や大学の素晴らしい各講座はMOOCs(大規模なオープンオンラインコース)の形でどこの誰でも受講可能になっています。

例えば、Khan Academyによる学習コンテンツは、数学、各サイエンス、その他の増え続ける科目の教育へのアクセスを完全に民主化しています。

 

 現在、モバイルを含むインターネットに接続しているどこの誰でも、学習コンテンツの豊かな世界にアクセスでき、かつて特権的な一部の人々のみが受けられたような教育を受けることが可能になりました。

 

しかし、大きなものがまだ欠けています。

ここが、ビットコインの例が有益となるところなのです。

 

 政府、雇用主、そしてその他の利害ある第三者は、学習が実際に行われたことを認証するために、まだ伝統的な教育機関を頼っています。

各学校や大学は、集権的かつ閉鎖的なシステムの役割を演じており、教育機関は修了の学位を授与し、それが、特定の学習者が持つスキル、能力、または知識を学んだことを「認証」しています。

 

 このようにして学校は、雇用主が新しい従業員を雇ったり、市民の教育に関する責任を関係機関が政府に示したりする際に必要な「信頼」を提供しているのです。

 

 これに対し、起業家たちは、ビットコインのように、どのように学習を測定、認証そして認定するためのオープンなシステムを開発するかということを模索しているのです。

 

 特に極めて重要な問題である「認証と信頼」の部分について、どのように伝統的な集権的組織による独占を崩していくかということが最大の課題となります。

 

 この問題の有効な解決策は、無料かつユビキタスな学習コンテンツに意味を与え、それを認証する社会的な証明を提供することです。

それにより、独習者が自身で(または第三者を通じて)教育の道をキュレーションすることが可能になります。

 

 そのようなシステムが開発された場合においてのみ、教育における真のイノベーションと進歩を私たちは目の当たりにすることになるでしょう。