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全米2番手の金融機関USAA、ビットコイン技術の利用可能性を測る研究チームを発足

2015/05/20

USAA

 

  USAAという金融機関をご存知だろうか。日本ではあまり知られていないが、アメリカの元/現役軍人、軍属およびその家族のみを対象とした銀行業、保険業を営むニッチ企業だ。

正式名称はUnited States Automobile Association(全米自動車協会)であり混乱しそうだが、れっきとした金融機関であり、規模でいえばバンク・オブ・アメリカに次ぐ最大手で1100万を超える顧客と2100億ドルの残高を抱えている。

 

  そのUSAAが、業務効率化のためにビットコインの基盤技術であるブロックチェーンの研究をするため、研究チームを発足させていることが明らかとなった。

同社の技術開発部門マネージングディレクターであるアレックス・マルケス氏は、「企業や銀行、保険、投資会社がブロックチェーン技術を利用することで、バックオフィス業務の分散化に役立てることができるだろう」と、ロイターのインタビューに対して述べた。

 

  元々、USAAは軍関係者を対象としているため、遠隔地で任務を遂行する軍関係者が口座にアクセスしやすいよう、早期からダイレクトバンキングサービスやスマートフォンへの対応を進めてきた。2013年にはバーチャルアシスタントサービス、つまり、iPhoneのSiriのように音声で指示をすると口座残高や一週間で利用したクレジットカード利用総額などがスマートフォン上に表示されるようなサービスを展開している。

 

  すなわち、常に先進的なサービスを展開し続けてきた同社がビットコインやブロックチェーン技術に興味を抱くのは当然のことだった。

ブロックチェーンを用いた分散的なシステムはこれまで人の手を必要としたさまざまな業務を自動化し、低コストで運用することができる技術だ。

USAAは2015年1月に行われたCoinbaseの7500万ドルのシリーズCに投資しており、ロングテールでの低コスト化に焦点をおいている。