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ドイツ・Fidor銀行がビットコインを主流の銀行業務とし、海外展開も視野に

2015/06/09

samune1 (1)

 

 ドイツのビットコイン取引所bitcoin.deとFidor銀行は、Fidor銀行の顧客向けに新しく「ビットコインエクスプレス」オプションを発表しました。

これにより顧客は取引所で即座にビットコインを売買できるようになります。

 

Fidor銀行とは

 今回、bitcoin.deと協業することを決断したFidor銀行は、2007年に設立されたオンライン専用の銀行で、ソーシャルメディアを顧客獲得やサービスを提供するための仕組みとして活用している新しいスタイルで運営されています。

 

 Fidor銀行は現在25万人ものユーザーを抱えており、ヨーロッパにて約28ヵ国で利用することができます。

 

 このFidor銀行がビットコイン取引所のbitcoin.deと始める新オプションは、取引所における取引の際に発生する遅延に対応することができます。

通常、銀行業務の認可を持たない取引所での取引では、外部の銀行によって決済されるまで最大数日かかることもあります。

しかしFidor銀行は認可を持っているため、主要な銀行のシステムへ直接やりとりし、この遅延を省くことができるのです。

 

 その結果、「FidorスマートGiroアカウント」を持つ同社の顧客は、銀行口座から直接ビットコインを購入することができ、購入後即座にビットコインを受け取ることも可能です。

 

 さらに顧客は、ビットコインを別の「FindorスマートGiroアカウント」の保持者に売ることもでき、そのお金は即座に自身の口座に入金されます。

 

 また、お金は常に顧客の銀行口座にあるため、顧客は外部の取引所運営者が破綻する可能性やその不審な行動を心配する必要がありません。

 

提携に対する両社の考え
 

 今回の取り組みについてbitcoin.deの役員であるOliver Flaskämper氏は「これはビットコインファンだけでなく、ドイツに拠点を置くFinTech(金融テクノロジー)企業にとっても良いニュースである」と述べている。

 

 Fidor銀行のCEOのMatthias Kroener氏は「ある銀行の顧客から別の銀行の顧客へのビットコイン取引の迅速な実行は、セキュリティの強化に大きく寄与する。

そのような形でFidor銀行は、デジタルバンキングにおける次のマイルストーンを設定しようとしている」と語っています。

 

 同時にFidor銀行は米国市場への拡大計画を公表しました。

Kroener氏は、ビットコイン規制に対するアメリカ当局のオープンかつ現実的で中立的なアプローチへの賞賛を表明しています。

 

 加えて同氏は、「とても成功している多くのFinTechのスタートアップが米国で生まれている理由は、才能を持っている人々がビジネスを始めているからというだけでなく、革新的なサービスにおいて、非常に大きなギャップがあるからである」と言います。

 

 このFidor銀行の新しい取組みが、世界のFinTechサービスの新たな展開を加速していくことが期待されます。