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シンガポール首相「銀行はビットコイン技術利用すべき」

2015/12/04

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 11月中旬に行われたUnited Overseas Bankの80周年記念の夕食会で、シンガポールのリー・シェンロン首相は国内の銀行およびその監督機関に対して、ビットコイン(Bitcoin)とブロックチェーン関連技術のユニークな応用を推進するように奨励した。

 

 ロン首相は、取引と支払いの自動認証を実現するために、ビットコインのネットワークが持つ機能について試験と調査を行うことを提案した。

ビットコインのような技術は、銀行や金融機関にとって強力な存在になりつつあるということが強調された。

 

 「ビットコインに使用されてきたブロックチェーンの技術は、それ以外にもリアルタイムの精算や金融取引認証などへの応用が可能である。」とロン首相。

また、「したがって、銀行はこれらの開発とともに設備の刷新を行い技術の進歩についていく必要がある。銀行はアジアの経済発展の核心であり、このチャンスはつかまなければいけない。」と続けた。

 

 2015年4月シンガポール政府は、フィンテック(Fintech、finance × technology)とブロックチェーンの環境を整え、アジアのブロックチェーンを先導するハブとなることを目指す方針を打ち出した。

 

 その方針へ向けて政府機関は新興企業との提携体制を構築し、既存の銀行を改善・強化できるような独自の金融アプリケーションとプラットフォームを立ち上げることに取り組んできた。

 

 シンガポールの対外事務局長であるVivian Balakrishnan氏の指揮のもと、政府と新興企業の提携体制を促進するためのさまざまなカンファレンスを開いている。

 

 Balakrishnan氏は、あるカンファレンスでこのように述べた。「私にとって興味深いのは、ビットコインは中央による管理に依存しない台帳であるということだ。」

 

 Balakrishnan氏は、システムの開発によってシンガポールの金融関係の問題がほとんど解決されると考えている。

また同氏は、ビットコインにも単なる通貨を超えたものとなることを期待している。

 

 ロン首相はシンガポール中の銀行がこれからもっとビットコインのように先進的で効率的な支払いシステムの開発に資金を充てるべきと考えている。

 

「これは競争の激しいビジネスなので銀行は技術とサービス、そしてビジネスモデルを常にアップグレードし続けなければいけない。」とロン首相は発言している。