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メキシコにおけるビットコインのポテンシャル

2016/02/09

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 ビットコインはしばしばグローバル通貨として喧伝されてきましたが、現実は一部の国のほうが他の国々よりも利便性を感じています。

BitsoのCEO、Pablo Gonzalez氏は最近Trace Mayer氏の「Bitcoin Knowledge」(ビットコインの知識)ポッドキャストの中でインタビューを受けました。

その時、会話の主なトピックは、なぜGonzalez氏がメキシコでビットコイン取引所を設立しようと思ったかでした。

Mayer氏は明らかにラテンアメリカ地域におけるビットコインの潜在力を理解しており、インタビューの冒頭で次のように言及しました:

「BitPayの取引高はあらゆる場所で伸びています。

北米で伸びており、ヨーロッパでも伸びており、アジアでも伸びています。

しかしそれらから離れたラテンアメリカ地域こそが、BitPayにとって大きく成長出来る地域です。」

会話の間、Gonzalez氏はこのような現象が存在する理由を、メキシコ側からの目線で説明しました。

 

メキシコ人は銀行も政府も信用しない

 メキシコの銀行口座保有率の低さに関連する要因には、従来の金融システムへのアクセスの欠落は含まれないように見えます。

Gonzalez氏は、銀行や政府に関して、この地域では信頼の問題があると言及しました。

 

 「問題は、お金を置く場所として、人々はこれらの組織を信頼していないことです」と、彼は言いました。「そして、彼らは監視されているようにも感じます。文化の問題があります。」

 

 Gonzalez氏はメキシコの通貨ペソは近年においてラテンアメリカ地域で最も安定した通貨の一つになっていると言及しましたが、過去通貨の切り下げの問題もあったとも指摘しました。

彼はインタビュー中にある特定のケースを指摘しました:

 

 「メキシコの通貨ペソが、例えば1994年に一ドル3ペソから一ドル11ペソになったことがありました。こういうある意味最悪のことがこれまで二回あったわけです。」

一部のメキシコ人は銀行口座を持たないことを意識的に選択しているものの、多くの市民にとって銀行口座やグローバル金融システムへのアクセスを得るのは難しいというのも事実です。

Gonzales氏は銀行口座を持ちたくないメキシコ人が抱える問題についても言及しました:

 

 「居住地の問題もあります。

メキシコの市町村のうち、半数しか金融機関が置かれていないのです。

銀行でも、ウェスタンユニオンでも。人々が銀行口座を持ちたかったとしても、彼らはこれらの場所に物理的に旅をし、銀行口座を開く必要があります。」

 

 一部のラテンアメリカ地域におけるビットコインの人気はかつてやや大げさに言われていたかもしれませんが、Mayer氏やGonzales氏が、このP2Pの電子キャッシュシステムの地域での広範な採用の可能性に関して今も強気であることは明らかです。

ビットコインはこれまで世界のunbanked(銀行口座を持たない人々)のための解決策として喧伝されてきましたが、途上国からの多数のユーザーを集め、ブロックチェーンに参加させる事ができるというビジョンの近い未来における現実化が待たれるところです。