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早稲田大学教授、岩村充氏:日本銀行券100兆円に対して8,000億円のビットコインはまだまだ小さいが、その価値源泉がユニークである。

2016/11/30

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 早稲田ウィークリーに『検証・ビットコイン事件「ネット仮想通貨」の未来を探る』という記事がアップされた。

 

 『貨幣進化論』(新潮選書)、『中央銀行が終わる日~ビットコインと通貨の未来』(同)などの筆者である早稲田大学教授、岩村充氏がビットコインについて語っている。

 

 『流通金額という観点からみれば、ビットコインの存在は決して大きなものではありません。

日本円に換算して8,000億円程度です。これに対して紙の「お札」つまり銀行券の発行残高は、円つまり日本銀行券だけでも約100兆円ですから、その量で評価すれば、ビットコインの存在は取るに足らぬほどのものなのです。

では、なぜ、ビットコインがこれほど話題になるのでしょうか。』という入りからビットコインの価値源泉のユニークさについて書かれている。

 

 ビットコインは、他の金融資産の価値を借りて作り出されるのではなく、それを見つけ出し使えるようにするのに要する労力そのものが価値源泉になっていることに注目している。

ビットコインがデジタルゴールドと呼ばれているのはマイニング作業があるからである。

 

 記事の最後にはビットコインがまだ未熟である理由は(1)流通量の少なさ(2)ボラティリティーの大きさとしているが、これはまだだま成長の可能性がある証拠とし見守っていきたいとしている。

 The New Context Conference 2015 Tokyoラストセッション、デジタル通貨の未来と課題

サイファーパンクとビットコイン

 

 現在インドではビットコインが900ドル(平均取引価格+16%)で取引されているようだ。

先日の高額紙幣無効アナウンスによってビットコインを求める人々が殺到している。

今後も金融資産の価値を借りて作り出される通貨への信頼が落ちていけばビットコインなどの暗号通貨を価値の保存先としてチョイスする人々が増えていきそうだ。